mfsr-mfprobe インストール解説
mfsr と mfprobe は、rmsmf と txprobe とは異なるインストール手段を提供しています。
インストールの前提の解説
インストール方法を解説する前に、mfsr と mfprobe のリリース方針を理解してもらう必要があります。
mfsr-mfprobe は、Windows 環境に対しては .NETランタイムを必要としないネイティブコードでのリリースを行っています。
これに対し、macOS と Linux OS に対しては、.NETランタイムを必要とする.NETマネージドコードでのリリースを行っています。
.NETマネージドコードは、.NETランタイムがあれば、どこでも稼働するので、Windowsでもマネージドコードが動作します。
つまり、Windowsに対しては、ネイティブコードとマネージドコードの二つのリリースモジュールが存在することになります。
どちらを使用するかは、ユーザーの自由ですが、私としては、Windowsではネイティブコードの使用を推奨します。
各種インストール方法の解説
winget によるインストール(Windows のみ)
先の説明にあるように、Windowsに対しては Native AOT でビルドしたネイティブコードを提供しています。
ネイティブコードの mfsr-mfprobe 実行ファイルは、Windows 標準のパッケージマネージャである winget コマンドで、簡単にインストールできます。 (winget は、プレインストールされています:WinGet を使用したアプリケーションのインストールと管理)
インストールは以下のコマンド入力でできます。
winget install motoi.tsushima.mfprobe
winget install motoi.tsushima.mfsr
winget によるインストールは、mfprobe と mfsr がそれぞれ別々に行います。
dotnet tool install によるインストール
mfsr-mfprobe は、.NET の C# で開発しており、.NETアセンブリ(マネージドコード)でのリリースも行っています。
.NETアセンブリは、.NET Runtime 上で稼働する実行ファイルです。.NET Runtime が OS の違いを吸収してくれるので、Windows , macOS , Linux OS のいずれの環境でも動作します。
故に .NETアセンブリは実行する前に、.NET Runtime をインストールしておく必要があります。
.NET Runtime は以下のMicrosoft公式サイトからダウンロードしインストールできます。
インストールするのは、Runtime でも SDK でもどちらでも良いです。
Runtime は.NETアセンブリを使用する為に必要最小限のモジュールです。
SDK は Runtime 含み、.NETアプリの開発者が必要とする機能全般を提供するモジュールです。
ここからダウンロードした Runtime をインストールしても良いですが、他にも Runtime のインストール方法があるので、OSごとに解説します。
macOS への .NET Runtime のインストール方法
brew install dotnet-sdk
Linux OS への .NET Runtime のインストール方法
# Ubuntu/Debian
sudo apt-get install dotnet-runtime-10.0
Windows への .NET Runtime のインストール方法
winget install Microsoft.DotNet.SDK.10
mfsr-mfprobe アセンブリのインストール
.NET Runtime をインストールし終えたら、dotnet コマンドで mfsr と mfprobe の.NETアセンブリをインストールできます。
dotnet tool install -g mfprobe
dotnet tool install -g mfsr
インストールは、mfprobe と mfsr それぞれ別々に行います。
-g オプションを忘れずに付けてください。これが無いとコマンド名だけでコマンドを起動できなくなります。
各種アンインストール方法の解説
mfsr と mfprobe のアンインストール方法は、インストール方法と同じようにできます。
インストールしたコマンドと同じコマンドで、アンインストールします。
winget によるアンインストール
winget でインストールした場合は、winget でアンインストールします。
winget uninstall mfprobe
winget uninstall mfsr
dotnet tool によるアンインストール
dotnet tool でインストールした場合は、dotnet tool でアンインストールします。
Windows , macOS , Linux OS の、どの OS でも操作は同じです。
dotnet tool uninstall -g mfprobe
dotnet tool uninstall -g mfsr
手動でダウンロードしてインストールする方法
以前解説していた手動のインストール方法も、一応解説しておきます。
ただ、既に winget と dotnet tool (NuGet.org)による自動インストールを提供しているので、従来の手動インストールはお勧めしません。
以下の Download から mfsr.win.zip をダウンロードして解凍し、展開された .exe ファイルを 環境変数 Path の通ったフォルダーにコピーすれば、コンソールアプリとして使用できます。
Download https://github.com/motoi-tsushima/mfsr/releases/tag/v1.0.2.6
リポジトリは以下の GitHub リポジトリで公開しています。
Repository https://github.com/motoi-tsushima/mfsr
git clone コマンドで、ソースコードごとダウンロードして、ローカルPCでビルドして手動インストールするのも、自己責任で可能です。
git clone https://github.com/motoi-tsushima/mfsr
補足
現在、インストール方法によって、コマンドのバージョンが違いますが、どれもコマンドの機能や不具合対応の内容に違いはありません。
リリースの都合で、バージョン番号がバラバラになっているだけです。
そのうち、バージョン番号を揃えます。